銀河に願いを―Everybody is different and good.


※ 「銀河に願いを」とありますがあくまでもタイトルのみです(笑



プププランドでは今、おかしな現象が起こっている。
太陽と月が喧嘩したせいで昼も夜もめちゃくちゃになっていた。
そのような現象が起こり始めたことに現れたのは―






カービィ「!?まただ!?」
マルク「またですか・・・。」
リック「昼になったと思ったら夜になるわ…。」
マルク「困りますね・・・。」


デデデ「そういえばマルク…。」
マルク「なんですか?」
デデデ「お前は何者だ?」
マルク「・・・・・。」
クー「たしかに。この現象が始まり始めたときに現れた…。」
マルク「・・・・。いいえ、ボクはこの国の太陽と月の喧嘩を知り、止めに行こうと来たのです。」
一同「!?」



ちばらくの沈黙。



デデデ「な・・・どうやって…。」
マルク「大彗星ノヴァです。」
一同「大彗星ノヴァ!?
マルク「そうです。」

クー「んな…ノヴァなんてどう呼ぶんだ?」
カービィ「ノヴァって何ー?」
デデデ「ノヴァか…。」
マルク「呼ぶのはですね…。
ポップスターの周りの星にも夢の泉があるということを知っていますか?」
クー「ポップスターのほかにも夢の泉はあったのか!?」
マルク「そうです。
そしてそれらの夢の泉、すべてにスターロッドを刺し、全てをスターロッドの力で結ぶのです。」
リック「そ・・・そんなこと…。」
マルク「できます。」
デデデ「断言できるのか…。」

マルク「…ということでカービィ。がんばって下さい。」
カービィ「えぇ、僕!?」
マルク「そうです。あなたの活躍は知っております。だから…。」
カービィ「・・・・もぅ!わかったよ!行けばいいんでしょ!!
んっとポップスターの周りの星の夢の泉にスターロッドを刺し、それをスターロッドの力で結ぶ…。よし。」



カービィはやることを記憶した。









そしてカービィはその大役を果たした。










プププランド





カービィ「ただいま戻りました!」
デデデ「ご苦労だったな。
んじゃぁ次は、スターロッドの力で結びに…。」
カービィ「はいはい!わかってますって!」



カービィ「ワープスター!



カービィはワープスターを呼び、宇宙へ行った。



カービィ「行くよ!」




カービィ「スターロッドの力よ!ここに集いて!



ピカッ


強い光。


カービィ「全ての星を結べ…!



カッ


さっきより強い光。


カービィ「ノヴァ…!!


カービィの目の前には大彗星ノヴァが。
そしてノヴァは静かに言う。


ノヴァ「アナタノ望ミハナンダ?言ッテミナサイ。ソノ望ミ、叶エテアゲマショウ。」
カービィ「プププランドの―」
??「ボクに力をくれなのサ!!」
カービィ「…!?マルク…?」


それはたしかに紛れもないマルクの声。


――何で?



マルク「カービィ、一足遅かったみたいのサね♪ノヴァの願い事は、ボクが使ったのサ♪」
ノヴァ「ソノ望ミ、叶エマショウ。」
カービィ「…そんな!!ノヴァ!!」


ニヤリ

マルクが笑う。 この世にこれほどないといえるくらい怖く、不気味に…。


マルク「はは…力がみぎなっていくのサ…。」
カービィ「・・・・・。マルク…。」
マルク「何用のサ?」
カービィ「許せないっっ!」


カービィは大粒の涙を流しながら言った。



マルク「はたしてこのボクに勝てるかな…?」



カービィ「その前にマルク…。一つ聞いていい?」
マルク「最後のお願いカナ?まぁ聞いてやるのサ。」
カービィ「君はなんのために力がほしいの…?」


マルク「征服のサ…。」
カービィ「え?」
マルク「ポップスターをボクのものにするのサ!!!」


またマルクが笑う。
ポップスターを破滅へ導くように…。


カービィ「・・・・・そんなために…君は…。」
マルク「・・・・。」
カービィ「ポップスターはみんなのものだよ!!
マルク「五月蝿いっ!」


カービィ「マルク…許せない!!倒す!」
マルク「その気かのサ?面白いのサ。」

バッ
マルク「おぉ!」

マルクの両側には対の翼。


マルク「フゥン。それじゃぁこの力はカービィで試すのサ…。」
カービィ「…!!」

マルク「とあっ!」

マルクのブラックホール。

カービィ「う…うわぁぁ…。」




――ま…負けない...負けられない!!

マルク「ポップスターはボクのものなのサ!!!!」


もうポップスターはマルクのものということになっているようにマルクは言った。


カービィ「うわぁぁぁぁぁ!!

カービィはソードを手にした。


マルク「くっ。」
カービィ「避けられたか…!ソードビーム!
マルク「当たらないのサ…。…!!!」


ソードビームが2発飛んでいるのに気づかなかったマルク。
そのもう一つに当たってしまった。


マルク「ぐ・・・。ま…まだまだなのサ・・・。」
カービィ「…!」


ジュバッ。

カービィはソードで立ち上がろうとしているマルクに攻撃した。



ジュババッ!



また攻撃。
そしてまた構える。


マルク「や…やめてほしいのサ…。」
カービィ「・・・・そ…そんなために…。」
マルク「…こ・・・降参するのサ…。だから・・・許して・・・ほしい・・・のサ・・・。」

カービィはソードをおろす。


マルク「カービィ・・・。」
カービィ「・・・・うん。」
マルク「僕、ノヴァと共に散るのサ…。」
カービィ「え!?」

意外とあっさり言ったマルクのセリフに驚くカービィ。


マルク「太陽と月を仲直りのことは大丈夫。安心してほしいのサ…。
だから・・・僕はノヴァと一緒に散りたいのサ…。
ノヴァも元々はこんな能力を持って生まれたくなかったらしいのサ…。だから…。」
カービィ「そうなの、ノヴァ。」
ノヴァ「・・・・。」

黙ってうなずくノヴァ。

マルク「でもその前に一つ聞きたいのサ…。」
カービィ「何…?」
マルク「ボクはお父さんは死んでしまったのでお母さんと住んでたのサ。
そしてボクは国でも有名な学校に通ってたのサ。
…でも、その中でも頭が良すぎるということでいじめられてたのサ…。
ほかにも頭がいい人もいたのサ…。なのに…なのにどうしてボクだけいじめられたのサ?
ボクは…みんなとどこかが違うのサ?
それを教えてほしのサ…。」

カービィ「・・・・・。」
マルク「・・・・・。」

カービィ「みんな…」
マルク「みんな・・・?」

カービィ「――みんな違うよ。でも、それでいいんだよ。
マルク「みんな――違う…?」
カービィ「そう。みんな違う。」
マルク「そう・・そうだったんなのサ…。」
カービィ「うん。みんな違う――でもそれでいい。
マルク「・・・わかったのサ。」



マルク「ではボクは行くのサ・・・・。」



カービィ「ほ…本当にっ!?」
マルク「うん。行くのサ・・・。」
カービィ「・・・・。」
マルク「ボクは、この世にいては行けない存在なのサ・・・・。」
カービィ「え!?そんなことは…!!」
マルク「・・・・。」


マルクは静かにカービィの元を離れた。

ノヴァも何も言わない。

マルクは決意したのか唇をグッと噛んだ。








マルク「さよならなのサ…。」









ドガァァァァァァァァ!!!!!!








カービィ「・・・・・・・・・・・・。」





カービィは何も言えなかった。
爆発するノヴァ。



――あれ?なんで僕はこんなに爆発の近くにいるのに巻き込まれてないのだろう…――


そのとき、声が聞こえた気がした。




――ありがとうなのサ――






カービィは空耳だったかもしれなかったがその言葉を聞いて安心した。

――プププランドに帰ろう。

その後、プププランドに帰っていった。




帰ってきたら不思議なことに太陽と月は仲直りしていた。
前よりも―仲良く。


にこっ


カービィは笑った。








――みんな違う それでいい。








FIN



あとがき
銀河に願いを―Everybody is different and good.の「Everybody is different and good.」は「みんな違う それでいい。」という意味です。
はい、イン○ォシークで直訳致しました。
…たしかそんな感じの意味だった気がします。
でも改めて翻訳しても「誰でも異なりよい。」
・・・・・・。
まぁ、英語もいろいろありますからね(笑

えっと話がタイトルのことになってますね...
この話、「銀河に願いを」とありますが、もちろんオリジナル要素を含んでおります。
とはいってもほぼオリジナルですね(笑
…だってSDX持ってないのでほかのサイト様を見て書いたんですから(ゑ
というかノヴァのセリフが…(汗
…ということなので変なところは見逃してやって下さい。

ってなにが言いたかったんでしょう。この話。



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